不登校の原因を話さない子に、親がやっていいこと、悪いこと

悩んでいる子供 親の接し方

不登校に関するブログを書いている「ココロン」です。


Twitter(ココロンママの不登校ノート)でも、
不登校のお子さんやその家族の方の気持ちが楽になるようなメッセージをつぶやいています。


不登校の原因は聞きすぎないほうがいい

この記事を読んで分かること

子どもが不登校の原因を話したがらない時に
親がやっていいこと、悪いことがわかる

一般的な不登校の原因が分かる

こんな方に読んでほしい

「うちの子はどうして不登校になってしまったんだろう?」と悩んでいる方

結論からいうと、

不登校の原因は、その子によって様々で

原因はひとつではなく

複数の原因が絡み合っていることが多い

ということ。

原因を根ほり葉ほり聞くよりは、

子どもが自然に
「できごと」や「きもち」を話してくれる
雰囲気や関係をつくるのがおすすめ!

ココロン
ココロン

原因さがしよりも

話しやすい雰囲気づくりが大事だよ!

不登校の原因を話さない子供に、親がやって良いこと、悪いこと

子どもが不登校になった時、

親は子どもに根ほり葉ほり原因を聞いてしまいがちです。

でも、この「根ほり葉ほり聞く」というのは、

子どもにとっては、
して欲しくないことの一つのようです。

不登校の原因を話さない時の子どものきもち

親が「どうしたの?、何かあったの」と聞いても、
学校でのできごとをはなしたがらない子も多いですよね。

子ども
画像引用:UNSPLAH

そんな時、子どもはどうして話したがらないのでしょうか?

  • 学校のことをすべて話せるわけじゃない
  • 学校のことを話すと嫌なきぶんがする
  • 話しても、学校に行きたくても行けない気持ちを分かってくれない
  • しつこく聞かないで、そっとしておいてほしい
  • 自分でもどうして行かれないかよくわからない
  • 親に話して、先生に伝わるとチクったって友達から思われる

参考&引用:「ひきこもり/不登校の処方箋~心のカギを開くヒント~増補版」
著者:牟田武生

などなど、子どもには子どもの話せない理由があるようです。

また、不登校の原因はその子によって様々で

原因はひとつではなく

複数の原因が絡み合っていることが多い

ということも話しにくいのかもしれません。

不登校の原因を話さない子供に、やっていいこと、悪いこと

それでは、学校に行かれないで苦しんでいる子どものために

親は、何をしてあげたらいいのでしょう?

どんな対応を子供が望んでいるのでしょう?

それは、

「子どもの話しを聴いてあげること」です。

根ほり葉ほり聞くのではなく、

コントロールするために聞くのではなく、

相手を尊重して聴くということです。

子どもは、

学校であった
つらかったできごと、
怖かったこと、
嫌だったこと を

みずから話すことで


こころを整理することができます。

つらい気持ち、
苦しい気持ちを
親に理解してもらうことで

とても楽に気持ちになる。

ということみたいです。

すぐにすべてを話してくれるわけではなく、
時間はかかるかもしれません。

でも、
「親が自分のことを理解しようとしてくれている」
という姿勢は伝わるとおもいます。

不登校の原因を話さない子どもに

「親がやっていいこと、悪いこと」

参考にしてみてください。

  • 「心配しているよ」
    「力になるよ」
    「きみの気持ちの沿って動くよ」
    「体が心配」
    というメッセージを送る
  • じぶんの気持ちやできごとを
    子どもが自然に話せるような雰囲気づくり
  • 学校の先生、友達、兄弟にきいてみる

  • 子どもが話したがらないのに
    根ほり葉ほり聞く
  • 話さないことを責めて追い詰める
  • 暴力による聞き出し
  • 「お金あげるから」等、
    金品をあたえて聞き出す
  • 「解決のため」、
    先生や友達などに
    親が勝手にはたらきかける

参考&引用:
「ひきこもり/不登校の処方箋~心のカギを開くヒント~増補版」著者:牟田武生

不登校の主な原因

根ほり葉ほり聞いてはいけないっといっても

不登校の原因、気になりますよね。

うちの子、どうして
不登校なってしまったんだろう?

もちろん、その子によって原因は様々で

複数の原因がからみあっていることが多いようです。

不登校の原因で多いものピックアップしてみました。

もしかしたら、これかな?
思い当たることありますか?

不登校の原因 で多いもの

  • いじめ
  • 友人関係
  • 先生の叱責や体罰
  • 勉強
  • 遊ぶため非行グループに入っている
  • よくわからない。無気力でなんとなく登校しない
  • 漠然とした不安
  • 自分の好きな方向を選んで登校しない
  • 部活
  • 家族
  • 給食
  • 病気での欠席後、行きづらくなった
  • 転校等、新たな環境での不適応

学年別の原因の傾向をみていきましょう。

小学生の不登校原因

引用:文部科学省「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に係る調査」

中学生の不登校原因

引用:文部科学省「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に係る調査」

高校生の不登校原因

全般的に、
「情緒的混乱・不安」=心の問題が主な原因になっています。

中学生や高校生など、学年が上になってくると、

「非行」や「友人関係」、

「その他の学校生活上の問題」=勉強に関することなど

の割合も多くなってくるようです。

カウンセラーの先生に言われたことですが、

中高生の「思春期」という心の不安定な状態もからんでくるみたいです。

また、中学校入学とか、高校入学とか
大きな環境の変化というのも
心の不安定につながっていて、

中学校1年生では、不登校の子どもの数がぐんと増えていますね。

なかなか、お子さんが話してくれないという方も、

統計上の話ですが、参考にしてみてください。

まとめ

今回は、

「不登校の原因を話さない子どもに、親がやっていいこと、悪いこと」

をテーマに考えてみました。

不登校の原因は、その子によって様々。

原因はひとつではなく

複数の原因が絡み合っていることが多い。

子どもは、自らつらかったことを話すことで、
心が整理できて、気持ちも楽になる。

原因を根ほり葉ほり聞くよりは、

子どもが自然に
「できごと」や「きもち」を話してくれる
雰囲気や関係をつくるのがおすすめ!

不登校のお子さんを持つ
ママさんやパパさんの参考になれば幸いです。

きっとお子さんの笑顔が戻ってくる日がきます。

まずは、「親が孤立しない」大事ですよ!

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