「学校に行きたくない」という子どもたちとその親御さんの気持ちに寄り添うブログを書いている「ココロン」って言います。
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学校に行きたくない子ども達やその親御さんへの応援メッセージをつぶやいているので、もし良かったらご覧ください。
お子さんが不登校になり、こんなお悩み抱えていませんか?

不登校の子どもが、過ごせる居場所ってどこかな~?
今回は、「不登校のお子さんの笑顔がよみがえる💖居場所」について考えてみました。
国により、
2016年に『義務教育段階における普通教育に相当する教育の機会の確保に関する法律』が成立しました。
簡単に言うとこんな感じです。
✅子どもが豊かな学校生活を送れるように、教育の機会を確保します
✅もし、学校が合わなければ、合う教育の場や支援を用意します
このような国の方針をふまえて、ご紹介いたします。
「不登校の子どもの笑顔がよみがえる💖居場所」とは、分かってくれる人たちとの『つながり』です。
安心・信頼できる人とつながり、居場所があると元気が増します。
人は、人の中で傷つくが、安心・信頼できる人の中でいやされます。
「不登校、ひきこもりと向き合う ~子ども、若者の生きづらさをどうささえますか 北風より太陽を~」
不登校問題を考える東葛の会『ひだまり』 冊子より
お子さんが何を望んで、どんな居場所が必要なのか、
小さな頃から成長をみてきた親御さんにしか分からないことがあります。
こちらの記事をお読みいただき、
お子さんに合った居場所をみつけ、
元気を取り戻すきっかけになっていただければ幸いです❣
中学生・高校生の不登校についてのまとめ記事については、こちら。
中学生・高校生の不登校 親の接し方の基本については、こちら。
「不登校専門個別指導塾」

(小学生・中学生・高校生)不登校の子どもの笑顔がよみがえる💖居場所とは?

【不登校の子どもの笑顔がよみがえる💖居場所】は、こちら。
①学校の保健室、別室、部活
②適応指導教室
②フリースクール
③習い事、サークル
④家庭教師、塾
⑤夜間中学
⑦通信制高校
⑧アルバイト(高校生)
①~⑧の順にご紹介いたします。
今、お子さんは、居場所探しをする不登校の時期にいる?
居場所のご紹介の前に、

今、お子さんは、居場所探しをする不登校の時期にいる?
ってことは、確認しといた方がいいですよね。

いくら親御さんが居場所を見つけてあげようとしても、
不登校の状況によっては、「動きにくい時期」があります。
上の表にあるように、
不登校中期の家に引きこもりがちの期間は、動くのが難しかもしれません。
そんな時は、無理に外に出そうとせずに
家を居心地の良い居場所にしてあげることで、
【活動期】にむけて、心のエネルギーをためられるようですよ。
居場所探しに最適な時期は、不登校初期と回復期
学校に行ったり行かなかったりの初期の頃や
家にこもりがちな時期を経て、こころのエネルギーがたまりつつある回復期

○○やってみようかな~
そんな声が聞こえたら、
その子に合った居場所をさがしてあげてくださいね。
それでは早速、「不登校のお子さんが過ごせそうな居場所」をご紹介いたしますね。
(小学生・中学生・高校生)不登校の子どもの居場所①学校の保健室、別室、部活

学校の保健室、別室、部活などは、
学校に行ったり行かなかったりの不登校初期や
学校復帰への準備段階の時期(回復期~活動期)に、お世話になる子も多いですよね。
学校復帰というと、
すぐに教室に戻って、遅れた勉強を取り戻してもらいたいとも思ってしまうのですが・・・
初めからクラスに戻すのはハードルが高すぎるように思います。
他の子どもとの接触がないような部屋で過ごさせるという段階を踏みながら、
徐々にクラスに戻っていくというパターンが多いみたいですよ。
✅保健室や相談室で半日過ごす
✅勉強に抵抗がある子は、放課後の部活だけ参加
など・・・
一歩進んで、二歩下がる。
不登校からの回復はゆっくりです。
でも、教室以外で安心して過ごせるところがあれば
少しずつでも学校に戻れるかもしれません。
いずれにしても、担任の先生に相談してみましょう。
不登校の状態に応じた対応が、イラスト多めで分かりやすい本!
(小学生・中学生)不登校の子どもの居場所②:適応指導教室(教育支援センター)

おすすめ対象:学校復帰を目指すお子さん、小学生、中学生、自治体によっては高校生
費用:無料
「適応指導教室」は、不登校児童生徒が対象の学校復帰を支援する公立の施設(教育委員会)です。
学校以外の施設や空き教室などを使用し、開設しています。
お子さんが籍を置いている学校と連携を取り、
・個別カウンセリング
・教科書を用いた指導
・集団での指導などを
計画的に行っているようです。
約6割の自治体に設置されている(令和元年「教育支援センター(適応指導教室)に関する実態調査」結果より)ということですので、お住まいの自治体で運営されているか確認してみて下さいね。
(小学生・中学生・高校生)不登校の子どもの居場所③:フリースクール
おすすめ対象:小学生、中学生、(一部の施設で高校生)
費用:月3~5万円位(平均金額)
フリースクールとは?
一般に、不登校や発達障害のお子さんに対し
・学習活動
・教育相談
・体験活動などの
活動を行っている民間施設をいいます。

学校に通わずに、フリースクールに通うことに
意味があるのかしら・・・
日本ではあまり馴染みのない「フリースクール」に通わせることに、抵抗感がある方も多いですよね。
文科省より、フリースクールに通う子ども(小・中学生)は、出席扱い扱いにするという通知があります。フリースクールを探すときに卒業資格が取れる団体かどうか、確認してみましょう。
自分に合った空間(人、場所、ペース)で、
思春期の多感な時期を過ごせることは、お子さんにとっての最高の教育ですヨ。
フリースクールの特徴
✅様々な年代の子が交流できる
✅学費が必要(平均3~5万/月)
✅不登校や発達障害の子どもが対象
✅決まったカリキュラムがない
✅義務教育期間中はもともと通っていた学校に籍を置いたまま通う
✅卒業証書、進路関係の書類は、もともと通っていた学校から出してもらう
受け入れ対象、授業料、中学・高校生のための進路先、進路変更対策など
「フリースクール」に通わせることを考えた時の疑問にズバットこたえてくれます!
(小学生・中学生・高校生)不登校の子どもの居場所④:習いごと、サークル
おすすめ対象:小学生、中学生、高校生
費用:無料~

【お子さんの興味のある「習い事」や「サークル」を始めるメリット】
✅外部の人と接する機会になり、人と関わる練習になる
✅コミュニケーション能力を養える
✅人間関係がひろがる
長年、不登校問題に取り組んでいらっしゃるNPO団体の先生は、こうおっしゃっています。

・好きなことをすると、苦しいことを忘れ、落ち着いていきます
・周りの人が認めてくれると、「自分はこれでいいんだ」とおもえてきます
・「好きことものの上手なれ」と言いますが、自信につながり、さらに何かやってみようと意欲がふくらみます
「不登校、ひきこもりと向き合う ~子ども、若者の生きづらさをどうささえますか 北風より太陽を~」
不登校問題を考える東葛の会『ひだまり』 冊子より
いきなり習い事やサークルに参加するのは、ハードルが高いかもしれません。
でも、お子さんの好きなこと、興味のあることに取り組むことが、
不登校回復への一歩につながります!

親子で始めるのもいいかも💖
(小学生・中学生・高校生)不登校の子どもの居場所⑤:家庭教師、塾

おすすめ対象:受験をひかえたお子さん、学校復帰を目指すお子さん
費用:月3~5万円位(平均金額)
受験をきっかけに、動き出すお子さんも多くいらっしゃるようです。
受験は不登校回復のチャンス!
しかしながら、
学校を休んでいる期間が長くなると、
受験勉強をどう進めていけばよいのか分からなくなります。
受験までの期間はかぎられています。
でも、今始めれば間に合います。
外部の専門家(塾・家庭教師)を取り入れ、
効率よく教えてもらっちゃいましょう。
不登校生に対応しているサービスをなら、
お子さんへの配慮はもちろん、
親御さんの悩みも相談にのってくれますヨ。
「不登校専門個別指導塾」(小学生・中学生対象)
普段の学習を「学校で出席扱いとして認めてくれるサービス」あり(オプション)
無料体験できます。

家庭教師って高いイメージだけど、
「がんば」なら1コマ\1,000~なので、意外とリーズナブル。
無料体験&1か月お試し体験(返金制度あり)があるので
お子さんに合ってるかどうかじっくりお試しできます。
小学生・中学生・高校生対象。
不登校のことも相談できるサービスがあるのも嬉しい。
(高校生)不登校の子どもの居場所⑦:通信制高校

おすすめ対象:高校生
費用:公立は年間3万円位、私立は年間25万円~
進みやすい道に進むことが、心の回復につながります。
不登校を経験したお子さんにとって、
通いやすい条件が整っている「通信制高校の高校」は、最高の居場所です。
通信制高校では、不登校を経験したことのある生徒が高い割合で在籍しています。
公立で、3割~8割
私立で、3割~ほぼ全員
通信制高校の実態と実践例の研究〈阿久澤 真理子〉より引用
高校生・高校進学を控えた中学生は、
是非、おさえておきたい居場所の一つですね。
【通信制高校の特徴】
入学試験は、書類選考、作文面接のみ
編入、転入は基本的にいつでもOK
学習方法は、レポート提出が基本
単位制を導入
年に何回かの登校日(スクーリング授業)がある
通学日数(週に何回通うか)なども自分で決められる
【通信制高校のメリット】
・人目を気にせず自分のペースで勉強ができる
・高校卒業資格は、「全日制高校」と同じである
・自由になる時間が多く取れるので、自分の好きなことに時間を使うことができる
どんな道でも進むことができればいいんです。
それを導いてあげられるのは、親御さんしかいませんよ。
無料で資料はもらえます。

(中学生)不登校の子どもの居場所⑥:夜間中学

おすすめ対象:義務教育の機会をえられなかった方
(既卒者でも、不登校等の理由で中学校の大部分を欠席していたような場合には入学できる場合があるので、お住まいの地域の教育委員会に問い合わせしてみてくださいね)
費用:無料
【夜間中学の特徴】
✅公立の中学校
✅昼間の中学校と同じ教科を勉強する
✅教員免許を持った先生が教えてくれる
✅全ての過程を修了すれば中学校卒業資格をもらえる
✅様々な年代、国籍の人たちが学ぶ
✅生徒は、義務教育の機会を十分に得られなかった人
✅卒業生の 3/4が高校へ進学したり、就職したりしている
文科省リーフレット「夜間中学校のご案内 あなたも通ってみませんか?」より
詳しくは、文科省ウェブサイトでご確認ください。
(高校生)不登校の子どもの居場所⑧:アルバイト
おすすめ対象:高校生
費用:無料


学校にも行っていないのに、アルバイトさせてもいいの?

アルバイトいいですね。
できることをやる事が、自信につながります
世間の常識、
○○するべき・・・は、
とりあえず置いておいて、
「お子さんの心の回復のためにするべきことは、何か?」
を第一に考える。
お子さんのことを第一に考えられるのは、
「親」しかできないことだから。
【不登校のお子さんが、アルバイトを始めるメリット】
✅外部の人と接する機会になり、人と関わる練習になる
✅コミュニケーション能力を養える
✅人間関係がひろがる
✅自分の労働がお金という形になり、自信につながる
✅「仕事を任されている」という自尊心が生まれる
✅できないことができるようになる「達成感」が生まれる
不登校の子どもにとっては、いつでも家が最高の居場所❣

「不登校の子どもにとっては、「いつでも家が最高の居場所」でありたい。
でも、

家の居心地がよくなってしまったら
学校に行かなくなっちゃうんじゃない?

引きこもりを容認してしまったら
このまま家から出られなくなるかも・・
なんてことを思っていませんか?
不登校の解決には、家を居場所にすることが重要なんです!
不登校の子どもに、家を居場所にするメリット
・家族と話をして、コミュニケーションがとれる
・家族との信頼関係を築ける
・話すことで心の整理ができる
・元気になる
・「こんな自分でいい」と自信が持てる
・「こんなことやってみたい」と意欲がわいてくる
「安全」なところにいるから、活動するためのパワーを貯めることができます
「安全」な人たちといるから、傷ついた心を癒すことができます。
「安全」と感じることができるから、安心して次へのステップをあゆむことができるのです。
「家を居場所にする」ことは、不登校を改善するためのファーストステップ!
まずは「家を居場所に」してみてくださいね。
不登校の子どもの笑顔がよみがえる居場所8選【文科省方針を参考】まとめ
【不登校の子どもの笑顔がよみがえる居場所8選】
①学校の保健室、別室、部活
②適応指導教室
②フリースクール
③習い事、サークル
④家庭教師、塾
⑤夜間中学
⑦通信制高校
⑧アルバイト

できることをやる事が、不登校回復への一歩になるよ
お子さんに合った居場所をみつけ、
元気を取り戻すきっかけになっていただければ幸いです❣
高校生・受験をひかえた中学生は!
無料で資料はもらえます。

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