【知ってると親は楽!】中学生・高校生の不登校の回復への過程 3ステップ

不登校の原因と回復への道のり
画像引用:pixabay

お子さんが不登校になってしまうと、誰でも思う心配があります。

悩む保護者
悩む保護者

うちの子、この先どうなっちゃうのかしら・・


初めての場所に行くのに地図があれば安心できるのと同じように、


不登校からの回復の過程を理解していれば、


「自分の子は、今、この段階だな」とか
「あと回復まであともう少し」など、



確認することができて、それぞれのステージで、適切な対応をとることができます。

この記事のポイント

・中学生・高校生の不登校で回復への過程を知る重要性

・中学生・高校生の不登校の回復への過程「3つのステップ」がある
 ①混乱期(不登校初期):学校に行ったり行かなかったり不登校の始まり
 ②低迷期(不登校中期):引きこもりの生活が中心(心のエネルギーをためる時)
 ③回復期(不登校後期):心のエネルギーがたまると、再び動き出す


高校生の不登校の回復への過程を知ることで不安が軽くなる!

挫折
画像引用:いらすとや

多くの人は先が見えないと、「不安」になります。



不登校になった子どもも不安ですが、親も同じ状況ですよね。

先の見えない「不登校」の問題に対して
一般的な不登校の回復への過程を確認することで
不安を軽減することができます。

それぞれのステージで、
適切な対応をすることで、子どものこころは回復へと向かいます

ココロン
ココロン

まずは、不登校を知ることから始めよう!

中学生・高校生の不登校 回復への過程3ステップ

下の図は、「東京都教育センター」の資料で、
一般的な不登校の子どもの回復への過程を示したものです。


不登校の子どものこころの回復には、大きく分けて3つのステージに分けられます。

引用:東京都教育相談センター 広報「すこやかさん」第32号

不登校初期(混乱期):学校へ行ったり行かなかったり・・不登校気味になる


不登校中期(低迷期)
:家にひきこもることが多くなる(心のエネルギーをためている)


不登校後期(回復期):心のエネルギーがたまると、再び外とのつながりを持ち始める

ココロン
ココロン

次の章から、それぞれのステージの子どもの様子について見ていくよ!


もしかしてうちの子が不登校? 中学生・高校生の不登校初期(混乱期)

この時期の子どもは、
学校に行ったり行かなかったり・・

なんだか以前より元気がない様子。

悩む女子
悩む女子

あ~あ
学校行きたくないな~

中学生・高校生の不登校の原因

文部科学省の調査によると、
高校生の不登校の原因で多いのはこの3つ。

✅いじめを除く人間関係(19.8%)

✅学業不振(18.4%)

✅家庭にかかわる状況(17.7%)

とはいえ、
不登校になる原因は一つではなく、
複数の要因が絡み合っていることが多いようです。

高校生の不登校の原因についてもっと知りたい方は、こちら。

3分で分かる!中学生・高校生の不登校【まとめ】
どうして不登校になっちゃうの?(中学生・高校生の不登校まとめ)を考えてみました。不登校の理由で多いのは、①人間関係②学力不振③家庭の状況ですが、要因は一つだけではなく、絡み合っていることが多い。中学生・高校生の不登校に対する理解を深めるためのリンク集と今後の進路についても触れています。

中学生・高校生の不登校初期(混乱期)の様子

画像引用:UNSPLASH

自分では解決できない大きな困難に遭遇し、
これ以上学校に行くと、自分が壊れてしまうという「S.O.S」。

悩む女子
悩む女子

学校に行かないといけないのは分かっているけれど
どうしても行かれないの・・・

「学校は行かないといけない」
ということを頭の中で理解しているけれど、
心は、悲鳴をあげているという状態です。



混乱期(不登校初期)について、もっと詳しく知りたい方は、こちら。

【不登校初期】中学生・高校生で不登校になりはじめた子どもの様子と対応について
不登校の子供のこころの揺れ動きを表をみながら確認してみました。 ①混乱期②低迷期③回復期 今回は、①混乱期の状態についてみていきます。

不登校初期の子どもの行動とそのこころについてこちらの記事でご覧いただけます。

「学校行きたくない」という不登校の子どものこころ
不登校初期の子どものこころについて考えてみました。 不登校は突然なったのではなく、無理祖し続けて学校に行き、今まで精一杯頑張った結果が不登校。 子どもの状況を理解してあげることが不登校解決への道筋になるのではないでしょうか?
「明日は学校に行くよ」に込められた不登校の子ども心理
「明日は学校にくね」というのに次の日になると結局行かれない・・不登校の子どもあるある。 「学校に行かれない」ということは、学校と距離をとらせる何かが、本人の心や体に感じられているということ、学校に行かせるということよりも、「子どもの心に寄り添ってあげる」ということが大事だよ!
不登校初期の「昼夜逆転」。「朝起きられない」はどうしたらいい?
『不登校初期の昼夜逆転、「朝起きられない」はどうしたらいい?』がテーマ。 学校での不安から夜更かしになり、朝起きられなくなっているのでは?朝は、時刻のみ伝えてあげればOK! 「きちんと朝起きる」というより、親子の信頼関係をきずくことが大事。
もしかして不登校?朝の登校時あるある
「最近学校行くのを嫌がる事が多くなってきたな~」と感じてます?もしかして不登校の前兆かもしれません。 登校時、不登校の初期によくみる症状やお子さんの言い回しをまとめてみました。 早めに相談することで再登校の可能性も高くなりますよ。
不登校気味の子どもが「人が怖い」どうしたらいい?
思春期の時期にある「人からどう見られているか?」という思いが強くなると、 「人が怖い」からはじまり、人が集まる「学校が怖い」という考えになっていくようです。 そんな時の子どもとの接し方について考えてみました。
不登校(引きこもり)とキレることって関係あるの?
「不登校(引きこもり)とキレるって関係あるの?」をテーマに考えてみました。基本的には関係なし。でも、ある状況ではキレてしまう事もあるようです。一番大事なのは「自分が自分でいられて、そうできる場所が保証されていること」のようです!
【依存症専門医から学ぶ】不登校の子供のゲーム依存
不登校になると、家で過ごす時間が多くなり、ゲームにはまってしまう子どもも多いようです。【依存症専門医】樋口進さんの本「スマホゲーム依存症」を参考に、「不登校とゲーム依存」について考えてみました。

中学生・高校生の不登校初期(混乱期)の対応ポイント

学生足元
画像引用:PAKUTASO

不登校初期(混乱期)の対応ポイントは、

・受け入れる
・共感する

受け入れるとは・・・?

不登校の状況
  ⇩
子どもが、自分では解決できない大きな困難に遭遇し、
これ以上学校に行くと、自分が壊れてしまうという「S.O.S」だということを理解する

共感するとは・・・?

子どもの立場に立って、気持ちを理解しようとする

不登校初期(混乱期)の親の接し方について、こちらもご覧ください。

不登校になった時、親ができることってなんだろう? お子さんの「SOS」に気づいてあげよう
子供が不登校になった時、親ができることはの一つは理解してあげること。 不登校は、お子さんからのSOS。学校に行かれないほどの困難にぶつかり、辛く、重く、苦しい状態になっていて、「もう無理、辛い、助けて」という信号なのです。
不登校の原因を話さない子に、親がやっていいこと、悪いこと
不登校の原因は様々。原因はひとつではなく複数の原因が絡み合っていることが多い 子どもは、つらかったことを話すことで、心が整理でき気持ちも楽になる。 原因を聞き出すより、子どもが自然に「できごと」や「きもち」を話してくれる雰囲気や関係をつくろう!

家を居場所に!

【重要】中学生・高校生の不登校 初期の接し方「家を居場所にしてあげよう!」
不登校初期の接し方「家を居場所にしてあげよう」をテーマに考えます。 「家を居場所にすると学校にいかなくなるのでは?」と思われがちですが、 「家にいてもいいんだよ」という安心感があるからこそ不登校を解決するための第一歩になるのです。

こころのエネルギーをためる時期 中学生・高校生の不登校中期(低迷期)」

朝寝坊
画像引用:PIXABAY

中学生・高校生の不登校中期(低迷期)の子どもの様子とこころ

この時期の子どもは、
本当にエネルギーが枯渇している状態で、
何もやる気がわかない感じです。

家族とも会話をしなかったり、
部屋にとじこもっていたり、
1日中、ゲームしたり・・。

親も心配になります。

悩む保護者
悩む保護者

このまま、引きこもってしまったらどうしよう

何もしていないように見えても、

この時期の子どもは、「こころのエネルギー」を貯めていると思われます。

「こころのエネルギー」がたまってくると、
家族と話をしたり、
笑顔が戻ってきたり
家族と一緒に食事をとったり
するようになってきます。

そうなってくると、
次のステップ「回復期」に進める兆しみえてきますよ。



不登校中期(低迷期)の子どもの様子とこころについては、こちら。

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中学生・高校生の不登校中期(低迷期)の対応のポイント

相談する
画像引用:PAKUTASO

この時期の対応ポイントは、
信じて・任せて・待つ

何もしていないようでもこころは回復に向かっています。
「こころのエネルギーをためている」と信じて、
動き出す日を待ちましょう。

何かを決める時には、
「子どもにどうしたいのか」気持ちを聞いたり、
判断を任せた方が良い結果を生む
ということです。(※)

※ひきこもり/不登校の処方箋より


不登校中期(低迷期)の子どもとの接し方について、こちらの記事もご覧ください。

不登校の子どもが親にしてもらいたいこと
「不登校の子どもが親にしてもらいたいこと」を、元不登校のお子さんの記事をもとに考えてみました。 今までやっていた当たり前の事が、子どもを傷つけてしまうこともあります。でも、特別難しいことではなく、相手を尊重し、心配しすぎず、見守るという姿勢が大事ですね。

ひきこもっている間もこころは回復へ向かっています

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「待ってていいの?」と不安な方はこちら

【子供に引きこもってほしくない方必見】不登校中期の中学生・高校生へ親の対応4つ
家ですごす時間が多くなった不登校の子供へ接し方について考えてみました。 引きこもりが中心の不登校生活の子どもへの接し方基本は4つ。✅強い登校刺激を与えない✅指示しない✅自己決定を尊重✅進学・復学の準備。親も子どもも辛い時期。もう少しで回復期がんばりましょう!



この低迷期、
お子さんだけでなく、親もつらいですよね。

不登校の問題を、家族の中だけで解決しようとするのは難しいかもしれません。

是非、相談できるところをみつけて相談してみましょう。

子供も親も孤立しない大事です!

悩みは同じ境遇の人たちとつながると和らぎます「親の会」のすすめ

不登校の悩みひとりで悩まないで!不登校親の会に行ってみよう
不登校親の会についてまとめてみました。 不登校のお子さんを支えるためには、親が孤立しないことが大事。もし、だれにも相談できないのであれば 「不登校の子どもをもつ親の会」に参加してみてはいかがでしょう?「悩んでいるのって私だけじゃない!」って思えることって大事ですよ!

親の心が軽くなれば、子どもの心も軽くなる!一人で悩まず相談しよう!

子供が不登校になったら・・②相談してみよう
お子さんが不登校になってしまった時に相談できるところをまとめてみました。①不登校専門NPO法人②自治体の相談窓口③親の会④スクールカウンセラー⑤カウンセラー一人で悩まずに相談してみましょう。

自分をみとめて動き出す 中学生・高校生の不登校後期(回復期)

回復への道
画像引用:UNSPLASH

高校生の不登校後期(回復期)の子どもの様子とこころ

自分と向き合う時間をつくり、
心が整理されてくると、
未来に向かって動き出すことができるようになってきます。

「○○してみようかな」
「○○してみたいな」など

自分の中から、欲求がわいてくるようになります。

家族との会話も増えて、笑顔が戻ってきます!

高校生であれば、アルバイトを始めたりなど
外の世界とのかかわりもできるようになってきます。

中学生・高校生の不登校後期(回復期)の対応ポイント

家族団らん
画像引用:UNSPLAH

不登校後期(回復期)の対応ポイントは、
温かく見守りながら、陰で支えてあげること!

悩む男子
悩む男子

もう一度、学校にいってみようかな

悩む女子
悩む女子

進学してみようかな

子どもが、「○○してみたい」、「○○しようかな」という時に、
親が情報を持っているといのは重要です。

子どもの意向・気持ちに添った進路をみつけてあげられるといいですね。

不登校後期(回復期)については、こちらの記事でもう少し詳しくご覧いただけます。

【要確認】中学生・高校生の不登校後期(回復期)の5ステップ
【中学生・高校生の不登校 回復期の5ステップ】学校に行かれるまでの様子と心の変化 動き出して元気そうな子どもの心にも変化があり、動き始めたころは、自分の中に劣等感をもちつつ行動していますが、いろいろな経験を重ねるうちに、自分に自信がついてきて自己を肯定できるようになります。

まとめ

今回は、「【知ってると楽になる】高校生の不登校の回復への過程 3段階」をテーマに考えてみました。

【不登校の回復への過程を確認するメリット】

先の見えない「不登校」の問題に対して
一般的な不登校の回復への過程を確認することで不安を軽減することができます。



【高校生の不登校 回復への過程 3段階】
不登校初期(混乱期)
学校には行かないといけないことはわかっているけれど、行かれない葛藤と混乱
身体・心・行動に強い症状が出てくる


不登校中期(低迷期)
こころのエネルギーが枯渇してしまい何もやる気がわかない
こころのエネルギーを溜める時期ともみられる


不登校後期(回復期)
自分と向き合い、心が整理されてきて
「○○やってみたい」など
自分の中から欲求がわいてくる

ココロン
ココロン

不登校のお子さんを持つママさんとパパさんの
参考にしていただければ幸いです。





高校生で不登校になった子どものうち
5人に1人は、今までの学校とは違う道を歩む・・中途退学していきます。

不登校の解決は元の学校に戻るだけではありません。

ココロン
ココロン

「子どもが次への一歩を踏み出したい」という時に
親がすぐに情報を与えてあげられるということが大事!

資料だけでも手元に置いておくのもいいです


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