不登校に関するブログを書いている「ココロン」です。
Twitter(ココロンママの不登校ノート)でも、
不登校のお子さんやその家族の方の気持ちが楽になるようなメッセージをつぶやいています。
不登校になりお子さんが学校を休んでいる期間、
学校は欠席した状態が続いてしまっています。
不登校のお子さんを持つ方なら、
こんな悩みをお持ちではないでしょうか?
・不登校の間に欠席の日数がどんどん増えてしまう
・欠席日数が多くなってくると、今後の受験や進路に影響がでないだろうか?
欠席日数が多くなると、
高校生では、「留年」の問題、
中学生では、「進路」への影響がでてきます。

不登校中でも出席扱いになる方法ってないかしら?
今回の記事では、
「不登校中の勉強を出席扱いにする方法!」
について考えていきます。
文部科学省は、
不登校の子ども達が,主体的に社会的自立や学校復帰に向かうよう,児童生徒自身を見守りつつ,不登校のきっかけや継続理由に応じて,その環境づくりのために適切な支援や働き掛けを行う必要があるとして、
不登校児童生徒の一人一人の状況に応じて,学校以外で学んでいる場合でも出席扱いにするという方針が出されています。
不登校中でも出席扱いになる方法としては、このようなことがあります。
①不登校の小学生・中学生・高校生が、学校以外の施設で勉強している場合
(教育支援センター、不登校特例校、フリースクールなどの民間施設)
②不登校の小学生・中学生が、通信教材で勉強している場合
(ICT(コンピュータやインターネット,遠隔教育システムなど)や郵送,FAXなどを活用した学習)
この記事では、
不登校中の欠席日数について、
お子さんの進路への影響を少しでもおさえられるよう、
文科省認定の制度の内容についてご紹介させていただきます!

お子様の未来に、
少しでも明るい希望がもてるよう
制度を活用できるといいですね!
不登校生が勉強をしてみようと思えるまでの3ステップはこちら!

不登校生が勉強しない理由についてはこちら!

不登校中の勉強を出席扱いにできる学習サービスはこちら!

不登校の小学生・中学生・高校生が、学校以外の施設で勉強している場合

学校には行かれないけれども、
不登校を支援する公的機関に行っている
民間のフリースクールに行って勉強している
というお子さんが、
要件を満たしていれば、出席扱いにできるという制度があります。
不登校中に学校以外の施設での活動を「出席扱い」にするための要件
不登校中に学校以外でしている勉強を出席扱いにするにはいくつか要件があります。
簡略化してお伝えするので、
詳しく知りたい方は文部科学省のウェブサイトで確認してみてくださいね!
義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて
高等学校における不登校生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の対応について
①保護者と学校できちんと連絡が取れているか?
②学校以外の施設で相談や指導をうけているか?
③きちんとその施設に通っているか?
④通っている施設での勉強が適切なら、通知表などに反映させて、今後の指導改善に生かしていく
まずは、担任の先生に

【学校外での活動が出席扱いになる制度】があるのですが
協力していただけますでしょうか?
ということを伝えてみましょう!
不登校中の勉強を出席扱いにする「公的支援センター」や「フリースクール」

学校に行かれなかったとしても
家族以外の人と接する機会があるということはとても大きい。
通った先で勉強するかは本人次第ですが、
「家以外に居場所がある」ということが
不登校状態から脱する大きな一歩になります!
フリースクールなどの民間施設を選ぶときは、こんなことを確認してみましょう!
・不登校問題を主な目的として運営している施設か?
・営利目的が主ではなく、利用料金などの情報が保護者に伝わっているか?
・相談・支援が適切に行われているか?
・学校と施設と連携・協力関係がとれているか? 等・・・
民間施設での勉強を
出席扱いにするかどうかは、最終的には校長先生が判断します。
不登校中の学校外での勉強は通知表などに反映され、進路選択時に有利になる

公的機関や民間の施設での活動がみとめられ
「出席扱い」になった場合には、指導要録に記録として残されます。
学習や活動の意欲を適切に評価されることで、
学校復帰や卒業後の進路選択の際に有利になります!
不登校の小学生・中学生が、通信教育などを活用して勉強している場合


学校の授業には出ないけれど
通信教材で勉強しているよ
・学校には行かないけれども、家で勉強している
・支援教室やフリースクールなどの外部の施設には行かないけれど家で勉強している
このような家庭にこもりがちな不登校の生徒に対して
文部科学省では、
ITや郵送、FAXを活用した自宅学習で出席扱いにするという方針を定めました。
※2021年時点においては、義務教育中の生徒(小学生・中学生)に限定されていて、高校生には適用されていません。
不登校で通信教育などを活用して勉強している場合に、出席扱いになる要件7項目
①保護者と学校とできちんと連絡や協力がとれていること
②ICT(コンピュータやインターネット,遠隔教育システムなど)や郵送,FAXなどを活用して提供される学習活動であること
③訪問等による対面指導が適切に行われること
④学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること
⑤校長は,対面指導や学習活動の状況等について把握していること
⑥学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けられないような場合に行う学習活動であること
⑦学校の教育課程に照らし適切と判断される場合であること
詳細につきましては、文部科学省ウェブサイトでご確認願います。
不登校児童生徒が自宅において IT 等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について
まずは、保護者が担任の先生に

自宅での通信教材による学習で
学校の授業が出席扱いになる制度があるみたいなんですが
ということを伝えてみましょう!
そして、お子さんの家庭学習を出席扱いにするために、協力していただけるかどうかお願いしてみましょう!!
自宅学習を出席扱いにできるおすすめ教材はこちら!
不登校中の勉強を出席扱いにできるおすすめの教材をご紹介いたします!
・すらら
・スタディサプリ
このご時世、インターネットが発達し学校以外でも勉強を進めるには申し分ない状況にあります。
文部科学省では、
インターネットや郵送、FAXなどを活用した学習活動であれば
家庭学習を出席扱いにすることができるとしていますが、
通信教材を選ぶ際に出席扱いの制度に対応するものを選ぶことが重要です!
・教科書に準拠したものに添って自宅学習している
・学習理解の程度が確認できる
上で記してある「通信教材での勉強を出席扱いにする7つの要件」に当てはまものを選ぶようにすれば大丈夫です。
「すらら」、「スタディサプリ」は、こちらの記事でも紹介しています。

不登校中の勉強を出席扱いにできるおすすめ教材①「すらら」

インターネットを通じてゲーム感覚で学ぶことができる、対話型のデジタル教材です。
まるでゲームをしているように学ぶことができるので、楽しく学習を進められます!
個人向けの家庭学習だけでなく、
学校や塾で取り入れられています(全国817の学習塾、174校の学校が採用)
そんな「すらら」は、こんなお子さんにおすすめ!
・ゲームが大好き!
・勉強が苦手
・集中力がない
・どこが分からないか分からない
・発達障害、学習障害、ADHD、ASD、グレーゾーンのお子さん

「すらら」の特徴は、こんな感じ!
「すらら」のおすすめポイント
・「対話形式の授業」や「AIによる声掛け」によるゲーム感覚で飽きない!
・不登校生でも大丈夫!分かるところまでさかのぼって学習できる無学年方式
・すららコーチに、学習の計画や勉強の質問、勉強以外の不登校の事も相談できる
授業時間 | 1単元:10~15分 |
教科 | 英・数・国・理・社 |
価格 | 3教科(英・数・国):8000円/月 5教科(英・数・国・理・社):9980円/月 |
質問できるか? | ◎すららコーチに、学習の質疑応答、不登校の相談なども質問できる |
テキスト | ・まとめプリントをPDFでダウンロード(無料)もできる |

不登校中の勉強を出席扱いにできるおすすめの教材②「スタディサプリ」

スタディサプリは、リクルート社が運営する
わかりやすい映像授業とオリジナルテキストで、
スマホやタブレットを活用したオンライン学習教材!
テレビのCMなどでも流れてますよね。

「スタディサプリ」は、こんなお子さんにおすすめ!
・独学でも勉強をすすめられる
・勉強が得意
・費用を低く抑えたい
スタディサプリのおすすめポイントは、こんな感じ!
おすすめポイント
✅1,980円/月で、厳選したプロ講師の授業が見放題!
✅1回の映像は約15分。ピンポイントで苦手を解消できる!
✅家庭教師のように質問回答・スケジューリングまでしてくれる個別指導コースも(9,800円/月)あり

授業時間 | 1単元:15分 |
教科 | 英・数・国・理・社 |
価格 | ベーシックコース:1980円/月 個別指導コース:9800円/月 |
質問できるか? | 個別指導コースなら、チャットで質問可 |
テキスト | オリジナルテキスト ・一冊1200円(入会時は無料でもらえるテキストクーポンあり) ・PDFでダウンロード(無料)もできる |
今なら2週間で無料でお試しできます。

不登校中の勉強を出席扱いにする方法まとめ
不登校中でも出席扱いになる方法は2つ!
①不登校の小学生・中学生・高校生が、学校以外の施設で勉強している場合
(教育支援センター、不登校特例校、フリースクールなどの民間施設)
②不登校の小学生・中学生が、ICT(コンピュータやインターネット,遠隔教育システムなど)や郵送,FAXなどを活用した学習で勉強している場合を活用して勉強している場合
不登校中の家庭での勉強を出席扱いにできるおすすめ教材はこちら!
ゲーム感覚で楽しく学べる「すらら」

お子様の活動が、将来に少しでも有利になるように
支えていきたいですね!
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