「学校に行きたくない」という子どもたちとその親御さんの気持ちに寄り添うブログを書いている「ココロン」って言います。
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Twitter(ココロンママの「学校行きたくない」想いによりそう思春期ポジティブ子育てラボ)でも、
学校に行きたくない子ども達やその親御さんへの応援メッセージをつぶやいているので、もし良かったらご覧ください。
学校に行かなくなる期間が長くなってくると親は不安になります。

いつになったら
学校に行くのかしら?
先が見えない不安で余計イライラしてしまったり・・・。

不安な気持ち、よ~く分かるよ!
今回は、ひきこもりが中心の不登校中期のお子さんへの親の対応について考えます。
子供も親も辛く、不安を抱えてしまう不登校中期に、
「親はどんな対応をしたらいいか」を考えてみました。
自分自身の経験と専門家の意見をまとめたものをお伝えしますので、参考にしていただければ幸いです。
こんな方に読んでほしい
お子さんが不登校になってしまい、家にいることが多くなっている。
「この先どうなってしまうのか」と悩んでいる方
【引きこもりが中心】不登校中期に親が知っておくとちょっと心が楽になること。

初期から回復期まで、不登校の子どもとの接し方の基本は、こちら!

【中学生・高校生の不登校中期の対応】 強い登校刺激を与えない
引きこもりが中心の不登校中期のお子さんへの親の対応一つ目は、
強い登校刺激を与えない
ということです。
「登校刺激」って、こんな感じです。

学校行かないの?
いつまでそうやってるつもり?

勉強しないで大丈夫!?
授業がどんどん進んじゃったら困るのはあんただからね!

もうすぐ受験だろ?
こんなことをしていて、この先どうするんだ?
どれもついつい、言ってしまいそうなことばかりですが・・・。
不登校中期のお子さんにとってはNG。

でも、「学校に行かなくていいよ」って言ったら、
本当に行かなくなってしまうのではないか不安なんです・・・。
そんな気持ちもわかりますが・・・

引きこもってしまう不登校中期は、
「自分が人より劣っている」という気後れがMAXになった状態なんです。
「自分がひとより劣っているかも・・」という葛藤から逃れるために、引きこもっているんです。
不登校中期に強い登校刺激を与えてしまうと、「本当の自分」(自我)が弱まってしまい、
無気力や引きこもり傾向を強めてしまう。

不登校中期の登校刺激は控えようね
それが、回復への一歩だよ!
【中学生・高校生の不登校中期の対応】指示しない
不登校中期に気を付けたい対応2番目は、
「みんなと同じようにやる」、「きちんとやる」という一般常識的なことを、指示しない
ということなんです。
ついつい言ってしまいがちですが、こんな感じ・・・。

学校に行かなくたって、朝はきちんと起きないとだめだよ!

夜は早く寝ないと、朝起きられないでしょう!
規則正しい生活が大事だよ。
一般常識としては、ごもっともなのですが・・・
不登校中期のお子さんにとってはNGのようです。
「夜早く寝て、朝早く起きる」という言葉は、
➡「みんなと同じようにやるべきことをやる」
という風に子どもは感じてしまいます。

世間一般的な常識を、子どもに強要&指示することは、
登校刺激同様、
「本当の自分」(自我)が弱まってしまい、無気力や引きこもり傾向を強めてしまう
ということなのです。

心が回復すれば、元のような生活を取り戻すことだって可能です。
今は、心の回復を優先させましょう!
【中学生・高校生の不登校中期の対応】自己決定を尊重する
不登校に陥る子どもたち: 「思春期のつまずき」から抜け出すためのプロセス子どもの自我(自分がやって上手くいったこと)を強めておくことが、
回復期につなげるためにどうしても必要なのです。

「自我を強める」には、
言われたことをやるのでは、だめなんです。
たとえそれが上手くいったとしても、自我は強くなりません。
「自分で決めたことをやって上手くいった」という経験が必要なんです。
でも、不登校中期って
一日中スマホしか見ていない印象です。
ゲームしたり
動画見たり
SNSみてたり・・・

そんな様子を見ていると

スマホばっかで
何もしてないじゃん
と思いますが、
何もやっていないよりは、何かやっているほうがいい
という考えに切り替えてしまいましょう。
親の望むこと(勉強とか、運動とか・・)は、
やっていないかもしれませんが、
今やっていることを認めてあげることは、お子さんの自我を強めるために有効なんです。

一緒に楽しめれば
尚、いいですね!
【中学生・高校生の不登校中期の対応】復学や進学の準備
この期間、親としてやっておきたいことがもう一つあります。
進学や復学の準備
です。

お子さんが回復してきた時に、すぐに動けるように
親が「進学や復学のためのの情報」を持っているということは、重要です。
✅復学であれば、担任の先生との協力や登校の仕方の調整
✅適応指導教室、フリースクールなどの確認
✅転学・進学に向けて、全日制だけでなく、通信制、定時制、全寮制などを含めた学校の情報
✅受験への備え(塾選び、家庭教師、通信教育)
✅高校生であれば、高卒認定試験の受験について

登校刺激になりかねないので、
お子さんには内緒で情報収集しときましょう!
全日制、通信制高校、定時制高校のちがいについて

不登校生の受験対策に家庭教師がおすすめ!

通信制高校の資料だけで取り寄せておきましょう。

【中学生・高校生の不登校中期の対応】のまとめ
今回は、家での滞在期間が長くなった不登校中期のお子さんへの対応について考えてみました。
この時期、子どもだけでなく見守る親も辛い時期
でも、傷ついてしまった子どもが回復して動き出すには、
この「引きこもる」という過程が必要なんです。
適切な対応を心掛けながら、
回復期に向けて準備もすすめていきましょう!

辛い時期がずーっと続くわけではありません。
あともう少し、きっともう少しです!
この記事を書くにあたって参考にさせていただいた本

不登校に陥る子どもたち: 「思春期のつまずき」から抜け出すためのプロセス
引きこもった状態から回復するには、家族以外の第3者との関りが重要と言われています。
授業の遅れを取り戻したり、受験への対策を講じるのに、不登校のお子さんにとって「家庭教師」は最適な選択と思われます。
不登校生の気持ちに配慮した先生を派遣してくれます!
不登校の悩みも相談できる家庭教師サービス「家庭教師のがんば!」
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