「学校に行きたくない」という子どもたちとその親御さんの気持ちに寄り添うブログを書いている「ココロン」って言います。
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Twitter(ココロンママの「学校行きたくない」想いによりそう思春期ポジティブ子育てラボ)でも、
学校に行きたくない子ども達やその親御さんへの応援メッセージをつぶやいているので、もし良かったらご覧ください。
今回は、「不登校のお子さんの兄弟への接し方」について考えてみました。
子どもが不登校になってしまうと、どうしてもその子に注意が向けてしまいます。
そして兄弟からは、こんな言葉も聞かれます。

お兄ちゃん、何で学校行かないの?

お姉ちゃんだけ、学校休んでずるい!!
私も学校行きたくない!
親としては、兄弟への対応ってすごく悩みますよね。
【この記事で分かる事】
・不登校の子どもの兄弟が、「自分も学校行きたくない」と言いだす理由
・不登校の子どもの兄弟への親の接し方
について考えてみました。
いろいろな専門家の意見をまとめたものを、
提案していきますので参考にしていただければ幸いです。

お子さんの不登校回復のヒントになれば、うれしいです
子どもが「学校行きたくない」っていうのはどうして?

中学生・高校生で不登校になる4つの原因

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不登校の子の兄弟も「学校行きたくない」そんことを言いだす理由とは?
学校に行かないお子さんをみて、兄弟はこんな事をいいだすこともあります💦

お兄ちゃん、何で学校行かないの?
僕も休みたい!!

お姉ちゃんだけ、学校休んでずるい!!
私も学校行かない!
どうして、こんなわがままを言いだすのでしょうか?
【不登校の子の兄弟が、わがままを言いだす理由】
✅自分(兄弟)にもっと注目してもらいたいから
✅もともと不登校の兄弟の事も、問題を抱えていたから
✅「お兄ちゃんが行かないなら僕も行かない」の同調性
自分(兄弟)にもっと注目してもらいたいから

不登校の子の兄弟がわがままを言いだす理由としては、
これが一番大きいのではないでしょうか?
・もっと自分(兄弟)に注目してほしいから
どうしても、学校に行き渋る子どもに親の注意は注がれてしまいます。
子どもは、常に親から「注目されたい!!」という思いがあるんですよね。
不登校の兄弟は、「お兄ちゃんは、どうして学校行かないの?」
という答えが知りたいのではなくて、
本当は、こう言いたいのかもしれません。

どうして僕のこと、かまってくれないの?
もともと不登校の子の兄弟も問題を抱えていたから

不登校の子どもの兄弟も、学校で問題を抱えている場合、
家庭での不安定な状態は、子どもの心に大きな影響を及ぼします。

「学校に行く」って、当たり前のことのように思うのですが、
不安を抱えた子どもにとっては、大きなエネルギーが必要になります。
学校での不安+家庭での不安定な状態 ➡ 「学校に行きたくない」という状態
になることも考えられます。
「お兄ちゃんが行かないなら行きたくない」同調性

子どもにとって学校は、
どうしても行きたいから行く所というよりは、
みんなが行っているから行く所。
「兄弟が行かない」という状態にあると、

お兄ちゃんが学校に行かないなら
僕も学校行きたくない!!
という同調性によって、「学校に行きたくない」という気持ちになってしまうようです。
「僕も学校いきたくない!」不登校の子どもの兄弟への親の接し方
不登校の子どもの兄弟が「お兄ちゃん学校休んでずるい!僕も学校行きたくない!」という言葉に対して、親はどのように接してあげればいいのでしょうか?
兄弟が「僕も学校行きたくない」というの多く原因は、
「自分にもっと注目を向けて欲しい」という欲求からでした。

自分のことも、もっと注目してほしい!

お姉ちゃんみたいに学校行かなければ、
自分のこと、かまってくれるかな?
そんな思いを抱えた不登校の兄弟への対応を考えてみましょう。
「僕も学校いきたくない!」不登校の子どもの兄弟への親の接し方
✅兄弟とのコミュニケーションを個別に増やす
✅家族に手伝ってもらう
✅兄弟自身が、学校などで問題を抱えている場合には解決してあげる
不登校の子どもの兄弟とのコミュニケーションを個別に増やす

わがままの原因が「自分にもっと注目をして欲しいという欲求」であるならば、
不登校のお子さんの兄弟と個別にコミュニケーションをとるよう心掛けてみるということです。
「コミュニケーションをとる」というと、なんだか難しく思われるかもしれません。
「しっかり話を聴いてあげる」だけでも、
「僕のこと、ちゃんと見てくれてるんだ!」って感じられるのです。

【子どもの話を聴くときのポイント】
親の考え、意見、判断はひとまず頭から追い出し、まっさらな状態で聴く
スマホをやりながら、家事をやりながらの流し聴きではなく、
5分でいいので、手を止めて、
相手の話を本気で、真剣に、一生懸命に聴いてみるのです。
子どもが「心から話を聴いてもらえた」と感じると
こころのエネルギーを充電でき、元気になっていくようです。
自分の存在に注意を向けてもらえた人は、言いようのない安心感に包まれる
あなたは正しい チョン・ヘシン著 飛鳥新書
1日5分でもいいのです。
家事の手を止めて
スマホを置いて
話を聴いてあげてください。
「自分に注目してくれた」ということが分かれば
きっとわがままは治まるはずです。
お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん等、家族に手伝ってもらう

不登校のお子さんのケア、家事、仕事・・・。
お母さん一人では、体がいくつあっても持ちません💦
一人で抱え込んでしまっては、お母さんのメンタルが崩れてしまいます。
もし、頼れる家族がいるのであれば頼めることは、お願いしてしまいましょう!
今の世の中、家事だって頼める時代。
頼れるものは、頼っちゃいましょう!!

こんなサービスもあります。

不登校の兄弟自身が、問題を抱えている場合には解決してあげる

不登校の兄弟自身が、もともと問題をかかえていて、
家庭のバランスが不安定になったことをきっかけに
兄弟も不登校になってしまうというケースはあるようです。
そういう場合には、兄弟の子の問題も解決していくということになります。
もしよろしければご覧ください!

【不登校の子の兄弟】「ずるい!僕も学校行きたくない」への親の接し方:まとめ
不登校の子どもの兄弟が、「お兄ちゃん、どうして学校行かないの?僕も学校行きたくない」その理由と対応について考えてみました。
【不登校の子の兄弟が、わがままを言いだす理由】
✅自分(兄弟)にもっと注目してもらいたいから
✅もともと不登校の兄弟の事も、問題を抱えていたから
✅「お兄ちゃんが行かないなら僕も行かない」の同調性
「僕も学校いきたくない!」不登校の子どもの兄弟への親の接し方
✅兄弟とのコミュニケーションを個別に増やす
✅家族に手伝ってもらう
✅兄弟自身が、学校などで問題を抱えている場合には解決してあげる

お子さんの笑顔がもどるといいですね。
参考にしていただければ幸いです。
この記事を書くにあたって参考にさせていただいた本

不登校に陥る子どもたち: 「思春期のつまずき」から抜け出すためのプロセス
思春期のこころのあり方と関連した不登校という現象を、丁寧に解説してくれています。
また、不登校の各段階での対応の仕方も参考になります。

あなたは正しい
韓国の心理療法家チョン・ヘシンさんによる「共感」の本。不登校のお子さんと接っし方の参考にもなります。
不登校生の気持ちに配慮した先生を派遣してくれます!
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